エチケットとマナー

実施:2012年11月23日~11月29日
回答者数:542名(女性)

6割が「人への気遣いができている」と回答。敬語に自信がある人は4割、マナーに自信があるのは3割弱。マナーやエチケットが気になるのは「冠婚葬祭」、「目上の人と話をするとき」。

【Q1】あなたは、敬語がきちんと使える自信がある?

オンナの本音【Q1】あなたは、敬語がきちんと使える自信が ある?

全体(SA)
ある    39.5%
ない    60.5%

【Q2】あなたは、食事のマナーに自信がある?

オンナの本音【Q2】あなたは、食事のマナーに自信がある?

全体(SA)
ある    27.7%
ない    72.3%

【Q3】あなたは、人への気遣いができていると思う?

オンナの本音【Q3】あなたは、人への気遣いができていると思う?

全体(SA)
思う    59.6%
思わない    40.4%

【Q4】あなたは、ふだんの生活で、自分自身のマナーやエチケットが気になるのはどんなとき?

オンナの本音【Q4】あなたは、ふだんの生活で、自分自身のマナーやエチケットが気になるのはどんなとき?

全体(MA)
年上の人と会話するとき    68.6%
食事をするとき    51.4%
冠婚葬祭    80.4%
運転中    9.6%
電車やバスに乗っているとき    23.1%
その他    2.0%


GT
マナーとエチケット

マナーとエチケットって、しばしば同義語のように使われるけれど、いまいち、ピンと来ない。
そんな人は、多いのではないかしら?

ルール(rule)は、「支配する」「統治する」という意味もあり、社会や組織をうまく運営するために明文化された決まり事。法律で定められた交通規則のように、誰もが守るべきこと。会社には社内規則なんてのがある。

マナー(manner)には、方法、習慣、態度などの意味があり、公共の場において、お互いに気持ちよく過ごすための、広く、常識的な決まり事という感じかな。

エチケット(etiquette)は、フランス語。礼儀、作法の他、札という意味も。マナーが広く一般的な決まり事であるのに対して、エチケットは、TPO(時、場所、場合)や相手によって、求められることが変わる事もあるって感じ。これが私の認識かな。

一言で「マナー」といっても、国や社会によって、それは異なる。常識が基になっているとすれば、常識が変れば当然、マナーも変わるわけよね。そのあたりに世代間の格差が生まれるんじゃないかなと…。

いずれにせよ、マナーもエチケットも、他者と自分がいて、初めて意味をなすものよね。人間関係を円滑にするものと考えればいいのよね。礼儀作法というと、お上品ぶって、敷居が高い感じがするけれど、相手を気遣う、美しい振る舞いと考えれば、いいんじゃないかな。マナーとエチケットの違いを論じたってまったく意味がないものね。

人の事はよく見えるのに、自分のことはわからないもの。自分が嫌だなと思う事があれば、それをしないように心がけることが肝要ね。そして、自分一人ではないこと、何よりも、人の事にも関心を持つ事が大切なのじゃないかな。私自身も肝に命じえておきたい。

備考
TPOとは、Time(時間)、Place(場所)、Occasion(場合)の頭文字をとってもの。和製英語。

ライター:C.S